低用量ピルは、多くの女性にとって避妊や月経管理のための有効的な手段です。
最近はニキビ治療のためにピルを服用すべきか検討中の方も多いのではないでしょうか?
しかし、ピルを始める際には副作用が気になるものです。特に体重増加やニキビに関する影響について、多くの女性が心配していると思います。
今回はそんな疑問について、実際にピルを服用中の私が、効果や副作用について紹介していこうと思います!
低用量ピルとは
まず、低用量ピルについて簡単に説明します。
低用量ピルとは、黄体ホルモン(プロゲスチン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)という2種類の女性ホルモンを組み合わせた錠剤です。
これらのホルモンは、排卵を抑制し、子宮内膜を変化させることで妊娠を防ぎます。
また生理痛や、月経前症候群(PMS)などにも効果があることから近年服用する女性が増えています。
日本ではまだあまりメジャーではありませんが、世界では1億人以上の女性が常時服用しているので、安心して服用することができます。
一般的な副作用
低用量ピルにはさまざまな副作用が報告されています。一般的なものには以下が含まれます。
- 頭痛
- 吐き気
- 乳房の痛み
- 月経不順
- 不正出血
その中でも一番多い症状は不正出血で、服用者の約20%が経験するといわれています。
特に、服用を開始したばかりの時期は体内のホルモンバランスの一時的な変化によって副作用が現れやすい時期です。
しかし、副作用はあくまで一時的なものであることが多く、1~3か月ほど飲み続けると女性ホルモンのバランスが整い、症状の多くは次第におさまっていきます。
実際の体験談:ピルの効果と副作用
ニキビへの影響
私は特に生理前のニキビがひどかったのですが、ピルを服用し始めてから、生理前のニキビに悩まされることが格段に減りました!
低用量ピルにはエストロゲン(女性ホルモン)が含まれており、これがアンドロゲン(男性ホルモン)の効果を抑制する役割を果たします。
その結果、皮脂の分泌が抑えられ、ニキビが改善されることが期待できるそうです。
ピルを服用するまでは何をしても治らなかったニキビが、ピルを飲むだけでここまで変わるのかと正直びっくりしました!
しかし、効果はすぐに実感できるわけではなく、私は3か月を過ぎたころから肌調子が良くなったと実感できたので、1~2か月は効果がなくても我慢して飲み続けることが必要になります。
体重増加についての真実
体重増加も多くの女性が低用量ピルの使用を躊躇する理由の一つです。
私の場合はピルを飲み始めてから、約1~2㎏体重が増えました。
これは黄体ホルモンが水分を貯留しやすくするため、一時的に体内の水分量が増えたことが原因だと考えられます。
実際ピルを飲み始めの時期は、少し体がむくみやすくなったなと感じることがありました。
また、人によりますが、ピルを飲むことで食欲が増進され、その結果体重が増加すると感じる人もいるようです。
私の場合は、ピルによって食欲が増進さると感じることはあまりありませんでしたが、あまりにも急激に体重が増加して心配になった場合は、一度病院で相談することをおすすめします。
気になる体重についても、1か月ほどで元に戻ったので、そこまで心配しすぎる必要はありません。
その他副作用について
その他の副作用としては、私は頭痛や吐き気はなかったものの、不正出血がありました。
不正出血といっても通常の生理の量の出血が出るわけではなく、下着に少し血がつく程度の出血です。
こちらも一時的な副作用で、1か月でおさまりましたが、少しの間はおりものシートをつけて生活するようにした方が良さそうです。
人によっては、ひどい頭痛や吐き気に悩まされる場合もあるので、副作用については十分注意するようにしましょう。
まとめ
低用量ピルは、避妊や月経管理に効果的な手段であり、多くの女性がその恩恵を受けています。
しかし、ニキビや体重増加といった副作用についてもよく理解しておくことが重要です。
ピルの効果は個人差が大きいため、自分自身の体と向き合いながら、医師としっかり相談して使用するようにしましょう。
私もピル飲む前は副作用についてとても心配していましたが、今では副作用はほとんどなく飲むことができているのでこれからも続けられそうです!
みなさんも適切な情報をもとに、自分に合った方法を選んで、毎日を快適に過ごせるようにしましょう!